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【朝の討議】 テーマ:二酸化炭素削減-社員ブログ

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弊社では、コミュニケーション能力の向上を目的に、毎朝30分程度の討議を行っています。一週間ごとのテーマ設定で、いろいろな分野に目を向けます!

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環境問題を考えることから始まった今回の討議。
二酸化炭素の増加によって様々な問題が起こっている今、
私たちは企業として、また個人として、一体どのようなことが出来るのでしょうか。

 イワダレソウが世界を救う!?ちょっと育ててみよう!


 討議参加者

kato-s(2).gif 加藤大吾(弊社社長)   takeuchi-s.gif T・Y(入社3年目)   takase-s.gif T・K(入社2年目)

fukumitsu-s.gif F・J(入社1年目)      mori-s.gif M・T(協力会社社員)

 1日目   ※参考文献 『不都合な真実 ECO入門編』 著者/アル・ゴア

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(本のグラフを見せて)大気中の二酸化炭素の濃度はここ50年でこんなに変化してる。
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誰の本ですか?
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これ?ゴアさんの本。
あぁ。『不都合な真実』ですか?
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そうそう。『ECO入門編』。
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解決方法は、書いてあるんでしょうか。
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まだ最後まで読んでないからわからないけど、解決方法はあるのかな。
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でも、その本、読みやすそうですね。
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読みやすいけど、化学的根拠がもう少し書いてあるといいな。
さて、それで、二酸化炭素と温度の関係だけど、このグラフを見る限りでは、二酸化炭素の増減に温度の高低が比例している。このことから、二酸化炭素の増加が温暖化の原因だと言われているようだね。
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温暖化を阻止するためには、二酸化炭素を減らせばいいということですね。
そのためにどうすればいいんだっていう話は、どこかに書いてあるのかな・・・(参考文献を見て)うーん・・・まずは、省エネみたいだね。化石燃料を燃やすと二酸化炭素が出るよね。だから、化石燃料から得られる電力を使う限り、二酸化炭素はいつまで経っても減らない。ということで、まずは省エネをしなさいって書いてあるけど・・・。
いろいろ調べた中から、ひとつ紹介したいと思うんですが。
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お、F君、何か面白いものがあった?
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紹介する前に、何をしていけばいいのかということを考えた時に、二酸化炭素を効率よく減らしてくれるのは植林じゃないですか。植林をすれば、とりあえずは、木が二酸化炭素を吸収して酸素を出してくれます。ですから今まで、植林が重要だと言われてきました。
しかし、それにもデメリットがあります。まず、コストが高いということ、それから管理は誰がするのかということです。一度植えたらそのままというわけにはいかないですよね。さらに、植林をしたとしても、誰かの手によって伐採されてしまうこともあります。また、砂漠の場合ですと、意外と鉄砲水が起きやすく、それによって、せっかく植えた木が流されてしまうこともあるんです。
ですから、砂の上にいきなり木を植えても根付かないので、まずは草を植えなければならないのではないかと思いました。それを踏まえまして、面白いものを見つけたので(資料配布)。
「イワダレソウ」。
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はい、イワダレソウです。以前から、注目していたんですけれども。
これは、どこにでも植えられるの?
そうみたいですね。鳥取砂丘でまずテストをしたようです。
今、中国の砂漠がものすごい勢いで広がっているらしいからね。
そうですね。北京まで100kmのところまで、近づいているらしいです。
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それは、すごい。ちなみに、中国の砂漠を全部緑化できたら、今の状況って解決するの?
うーん・・・。
それぞれが適当に何かやれば何とかなる問題なのか、それとも、組織的且つ計画的にやらないと駄目なのか。どの程度緑化すればいいのか・・・細かいところまでではなくても、ある程度、我々が「あ、これくらいしないといけないんだ」っていうものが欲しいよね。
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やはり、今まで人類が壊してきた自然をもとに戻すぐらいでは?
全て?
そうですね。
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どうなんだろうな・・・つまり、全てをもとの状態に戻したら、いくら二酸化炭素を出しても大丈夫なのかっていうこと。同時に、二酸化炭素を減らすことを考える必要はないのかな?今の便利な生活をどれだけ捨てられるかっていう話も出てくるかもしれないね。例えば、「クーラー禁止」とか。
中世の世界になってしまいますね。
kato-s(2).gif 我々で出来ることが何かないかな・・・。例えば、ここ(シジャム事務所)はビルの一番上だから暑いけど、屋上を緑化してもらえれば、涼しくなって、その分クーラーをつける時間を減らせるよね。
イワダレソウをぜひ試したいですね。
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これ面白いよね。会社としてどこかへ植えに行くのもいいかもね。

 2日目

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昨日話に出たイワダレソウは、手に入りそう?
実は、昨日インターネットで調べていたら、普通にネット通販で売られていました。
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ネット通販で売られてるの?
一鉢500円です。
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ふーん、一鉢か。
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非常に成長がはやいらしいので、一つ購入してみようかなと思います。
これって、増えすぎても問題はないの?
種が出来ないように品種改良されているので、増えすぎる危険性自体が低そうですね。
へぇ、すごいね。
このイワダレソウなんですが、東南アジアではお茶として飲まれているそうです。
イワダレソウは「お茶」なの?
いえ、「お茶」ではないですね。ハーブティみたいなものではないですか?
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へぇ。それはF君、一度飲んでみて、おいしかったら教えて。
(配布資料を見て)これ、「(分布地域は)熱帯から亜熱帯」って書いてありますね。ということは、育てようと思ったら・・・。
はい。それで、「品種改良して寒さにも強くした」と。
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恐ろしいね。ゴキブリのような・・・。
「雑草」って書いてありますよ。
雑草ですね。
だから強いのか。
もともと、この倉持さんという方が、雑草駆除を専門に研究していまして。
ほう。
あまりにも雑草の生命力が強いので、これを何かに利用できないかということで、研究しているようです。
イワダレソウは、まだ研究されている状態なの?
どうやら、第一段階としては成功したようです。
第一段階っていうのはどういう段階?
鳥取砂丘に温室を作って、サハラ砂漠と同じような気候にした状態で、栽培に成功した、と。
へぇ。さすが雑草。生命力が強いね。砂漠の緑化が出来たらすごいよなぁ。あ、でも雑草なのか。じゃあ、見た目があまりよくないね。
「見た目」ですか?
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いや、(事務所があるビルの)上に植えたらどうなるかって考えたんだけど、見た目が悪いとあまり良くないでしょう?
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きれいな小さい花が咲きますよ。
あぁ、本当。でも雑草なの?
もともと雑草という概念があやふやですよね。人間にとって、あまり利益も不利益もないような、身近なところに生えている草のことを総称として雑草と呼んでいるだけで、「雑草」という植物はありませんから。
え、そうすると、人によって雑草の定義が違うっていうこと?
そうですね。
じゃ、俺なんかチューリップって雑草だよ?(笑)でも、かわいい花をつけるなら、観賞用でも大丈夫?
観賞用としては・・・あまり。
雑草では、心は洗われない?
うーん・・・。
話しかけてもこっちを向いてくれない?
サボテンですか?(笑)

 3日目

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どう?その後、イワダレソウの調査は?
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スーパーイワダレソウというものを見つけました。
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イワダレソウがさらに改良してあるの?
はい。「イワダレソウ」を品種改良したものを「スーパーイワダレソウ」または「クラピア」というんだそうです。「スーパーイワダレソウ」はテレビで勝手につけられた名称のようで、「クラピア」がイワダレソウを利用しようと考えた倉持さんがつけられた名称です。
それで、そのクラピアを昨日注文してみました。
本当に?
はい。
すごい生命力だって聞いているけど、例えば、会社のどこか適当な場所に置いておけば、どんどん成長して、そのうち緑で覆われてしまうくらいのものなの?
いえ、(調べた情報に)そうは書いてないですね。やはり土が必要なようです。
そうか、土は必要なんだ。あれ?でも、砂漠でも育つの?
まだ詳しいデータがないので何とも・・・。でも乾燥には強いらしいです。
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それじゃあ、三つぐらい鉢を用意して実験しようよ。
え、三つですか?
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一つは、「コンクリートに植えてみました」・・・ってコンクリートにも植えられるんだっけ?
いえ、(調べた情報に)そうは全く書いてないですね。
コンクリートを緑に出来れば効果的だろうけど、さすがにそれは無理なのかな。
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でも緑化にはかなり期待されているようですよ。芝よりははるかに強いので。
あぁ。芝は手入れが大変だもんね。
そうですね。メンテナンスの面において。
そうだ。二酸化炭素を吸収する能力がどの程度なのか調べられないかな。
あぁ、そうですね。
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ジャングルなんてすごいでしょう?1㎡あたりの酸素供給量は相当多いはず。ただ、あそこは光と熱がたくさんあるから、そういうことも関係するのかもしれないけど。すごいよね、おそらく。
イワダレソウってどこにでも咲くの?
いやぁ・・・。
そうではない?もし「どこにでも(咲く)」っていうことなら、例えば、品種改良したものをさらに種が飛ぶようにしてもらってさ。
あ、でも、そうするとコントロール出来なくなってしまうじゃないですか。
そうか。じゃあ、まずはコントロール出来なくてもいい場所から。
生態系を壊す可能性があるから、コントロールはする必要があるんだよね。でも、地球環境を考えたら、人間が一番有害だよね。
グランドキャニオンとかに埋めてこればいいんじゃない?自動発生するように。
グランドキャニオンの色が変わってしまうじゃないですか(笑)岩の地層って、全然植物が成長しないですからね。石油や石炭が出るような地層とか、地震のない国の地層とかも。
硬い?
硬いというか、もう古いんですよね。要は、栄養がない。
ふーん、まさに不毛の地っていう。
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不毛の地。そうそう。そういうところに、これ(イワダレソウ)はいいんじゃない?
そういえば、どこかの石油メジャーがこれにいち早く着目して、中東と良い関係を保つために、植えているらしいですね。
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ふーん。でもこれすごくいいんじゃない?国がバックアップしてくれそうな事業だよね?
これが改良されて、紹介されて、まだ半年しか経ってないので、今がチャンスかもしれませんね。
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今がチャンスだね。まずはシジャムのテーブルの上から始めようよ。・・・でもなんか嫌だな、湿ってるテーブル。
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とりあえず、ノウハウを蓄積させるというか。
実際に見てみたいよね。
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そうですね。ですから、届いたら、研究してみたいなって。
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面白そうだね。
シジャムは環境企業ということで。
いいね。

 最後に
 自然界において、火山などの不毛の地から森林が出来るまでは、コケが生える→一年草が生える→多年草が生える→アカマツ・コナラなどの陽樹が生える →日陰でも生きていけるクスノキ・カシノキ・ブナなどの陰樹が生える→森林になる、という一連の流れがあります。
 砂漠のような人為的な不毛の地では勝手が違いますが、これらの自然の流れを無視して、いきなり人工的に木を植えて森林に育て上げるためには、膨大な人手とコストがかかります。また砂漠のような特殊な環境では、木が根付く前に枯れてしまうことはもちろん、せっかく植えた木も鉄砲水に流されてしまうなど、様々な問題が予想されます。
 これらのことを踏まえた上で、もう一度砂漠を森林にするためには、いきなり木を植えるのではなく、自然界と同じようにコケや草などから徐々に森林に成長させていく方がよりコストを下げられ、緑化の成功率が上がるのではないかと考えます。そうしたことから、今回、乾燥に強いイワダレソウ改良種(クラピア)に注目しました。植えたら2週間の水遣り以降、あとはほとんど何もしなくていいメンテナンスフリーという観点からも、クラピアは非常に有効な植物だと思います。クラピアの成長はとにかく早いです。2週間で15cm程度根が伸びたことを確認しています。また、クラピアは地下1mまで根を張る性質を持っており、乾燥に強い理由はここにありそうです。
 地球温暖化の原因は二酸化炭素だと推測されていますが、それを否定する学者もいます。また地球は今、間氷期にあり氷河期に向かっています。
 しかしながら、地球砂漠化の観点から見れば、世界の砂漠は毎年6万㎢ずつのスピードで広がっており、それは九州と四国を合わせた面積とほぼ同じです。これは我々にとって好ましい状況ではありません。将来、食糧危機と水不足が起きることは容易に想像できます。「何かできることから始めよう」。イワダレソウ(クラピア)はそのヒントになるのではないでしょうか。
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Q.イワダレソウって何?
A.緑化の分野で大変期待されている、非常に強い成長力を持った植物です。(下記をご参考ください。)
 
◆フリー百科事典『ウィキペディア〔Wikipedia〕(http://ja.wikipedia.org/)』より
 イワダレソウPhyla nodifloraシノニムLippia nodiflora)はクマツヅラ科イワダレソウ属の植物。地表を低く這う植物で、よく群落を作る。
 茎は細長く、基部で枝分かれして地表を這い、節々から根を下ろす。各節から葉を出す。葉は対生し、倒卵状楕円形で鋸歯があり、長さは1-4cm、厚い。花は夏から秋に咲く。葉の付け根から柄が伸びて少し立ち上がり、その先端に楕円形の花序が付く。花序は穂状花序だが、花の間が詰まっており、ちょうどワレモコウのような形になる。花はその表面に花びらを広げ、紫色。
 世界中の熱帯から亜熱帯に広く分布する。日本の本州南岸から南、沖縄などに多く生息している。海岸によく生え、乾燥にも強く、1日の日照時間が3時間程度でも成長する。
 近年、このイワダレソウを用いての砂漠の緑化も研究されている。また、より小さいが花が目立つヒメイワダレソウ (Phyla canescens (Kunth) Greene) が園芸用に栽培されている(「リッピア」で流通)。
◆TBS「夢の扉~NEXT DOOR~(http://www.tbs.co.jp/yumetobi/)」より
 日本の南、沖縄などに多く生息しているイワダレソウという雑草。このイワダレソウ、成長力が非常に富んでいて、1日の日照時間が3時間程度あれば、どんな場所でも瞬く間に成長し緑に変えて行くという雑草なのです。
 そのイワダレソウに注目したの方が倉持仁志さんです。倉持さんはイワダレソウの成長力だけを残して、生態系を壊さぬよう、種子をなくし、寒さにも強くなるように品種改良をしたのです。このイワダレソウにより、ビルの屋上緑化はもちろん、砂漠と化した土地を緑化する切り札にならないかと倉持さんは考えています。その実現に向けての砂漠実験が始まりました。果たして、成功するのでしょうか。

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